ちょうど一年前のこの頃から、本格的に私の場合は完全に離職してしまっていたので、再就職活動を開始しました。離職により傷病手当金が終了し、失業手当を受給し始めました。娘はまだ四ヶ月で、失業手当で何とか日々のミルク代は賄えているといっても、一刻も早く働かねば、という思いで一杯でした。
職務経歴書、履歴書には休職したことを正直に記入しました。
リワークプログラム(職場復帰プログラム)に三ヶ月通い、だいぶ体調も気持ちも落ち着いてきたとはいえ、また鬱を再発するリスクを抱えていました。仮に隠して内定を頂き、しばらくした後で会社側へ迷惑を掛ける事態は避けたいと考えておりました。
しかし、自分で勝手に倒れ込んで休職した訳ではなかったので、毎月100時間以上の残業があったこと、全く異なる部署を兼任していたこと、全く新しいプロジェクトを何件も同時に抱えていたこと、その辺りを面接では説明できるように用意していました。
じゃあ、そんな休職してしまう前に、上司に相談するなり、残業は断るなり、自己管理はしていなかったのか?という突っ込みを想定して、それは潔く認め、自分自身の社会人の反省点として捉えていました。
あくまで、自己管理ができておらず、勝手に大量の仕事を抱え込んでしまった、という態度であれば、自然に会社側にも問題があるのでは、と同情して頂くこともありました。
案の定、実際の面接において、どうして休職したのか、と必ず聞かれました。
おかげ様で、残業時間が多かったこと、部署を兼任していたこと、異動先での苦労、などなど、やってきた業務内容のネタには困りませんでした。その時ぐらいですかね、苦労が少し報われたのかなと思えたのは。
リワークプログラム(社会復帰プログラム)での経験が活きた。
閉鎖病棟で一ヶ月入院して退院してからすぐに同じ院内でリワークプログラムに通い始めました。読み、書き、話す、という能力が欠け落ちてしまっていたので、自宅療養しているよりも良かったと今では思います。
私の場合、話すという行為がその時はとても億劫で、できる限り話したくない、話し掛けないで欲しいというスタンスでした。以外とリワークプログラムでは話す機会が多く、最初は辛かったです。どんなプログラムだったのかは、また書きたいと思います。
当時は失業手当をもらいながら、自宅療養していた方が絶対楽なのに、と心の中で思っていましたが、何とか通うことにより社会復帰が果たせたのかなと思います。
まさに一年前はこのような感じでした。