禁煙?、卒煙?
ちょうど2年5ヶ月が経とうとしております。結婚生活はこの禁煙という目標との闘いの始まり、と言っても過言ではありません。なんせ、一にたばこ、二にたばこ、三にたばこ、というライフスタイルでしたから。
吸い始めたのは20歳、大学生の頃です。人に流されやすい性格の私、当時のアルバイト先の同僚の女の子に、たばこ吸ってる人って格好いい、という発言を耳にしました。それを聞いて、大学の友達も吸っている人が多く、よし、試すだけ試してみようという気持ちで挑戦してみました。
当時、15年ほど前は、まだたばこは格好いい、という風潮でした。
合わなければやめればいい、という思い込みで挑戦してみたものの、やはり、こんな気持ち悪いものよく吸っているな・・・というのが正直な感想でした。
ただ、それがたばこの魔力なのでしょうか、今思えば、ニコチンへの欲求がすでに刷り込まれていたのかもしれません。こんなひどいもの・・・なのに、何本も挑戦してしまうのです。
一週間ぐらいですかね、慣れてきた頃には、なんて美味しいんだという錯覚!?になっておりました。めでたしめでたし、一人前の喫煙者の出来上がりの瞬間です。そこから10年間以上、たばことの付き合いが始まるのです。
いつ何時も欠かさずに共に過ごした最高の相棒、食後の一本、仕事後の一本、旅先での一本、休息の一本、むしゃくしゃした後の一本、もうたばこ無しの人生は考えられないと思っておりました。
ただ、時代は変わるもので段々と形見が狭くなり、たばこ代も馬鹿にならなくなってきておりました。2日で1箱は消費していたね。結婚前の妻からは特に何も言われておりませんでしたが、結婚が決まると、ついに、やめて欲しいという言葉を耳にするようになりました。
そこから思い切って禁煙への道にチャレンジした訳ですが、それはそれははっきり言って地獄でしたね。長くなりそうなので、また改めて書きます。